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被害額は1000万円超か…新型コロナ支援金詐欺の罪 自営業の男(52)が初公判で起訴内容を認める 高松地裁

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 新型コロナ対策として香川県が行った旅行キャンペーンの支援金をだまし取ったとして逮捕された男の初公判で男は起訴内容を認めました。

 詐欺の罪に問われているのは、宿泊施設などを経営する高松市の男(52)です。

 起訴状などによりますと男は、2021年11月から2023年にかけて、コロナで売り上げが減った観光業界を支援するために香川県が行った県内旅行の割引キャンペーン、「新うどん県泊まってかがわ割」の支援金、約1000万円をだまし取った罪に問われています。

 初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 検察側は冒頭陳述で、男は知人や親戚らに対し、キャンペーンで発行されるクーポン券を譲渡することなどを条件に名前を使わせてもらい、自分が経営する宿泊施設に泊まったように装う手口だったと説明しました。

 弁護側は事実関係を認めたうえで、「クーポンという利益を不当に得た協力者がいるのに単独犯のように扱うのは疑問が残る」と主張しました。

 次回は7月23日の予定です。

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