アメリカ・ニューヨークに脳が錯覚を起こしてしまうような、ユニークな内装のその名も「二次元レストラン」が登場し、SNSや口コミで大きな反響を呼んでいます。
日本食レストランも多いマンハッタンのイーストビレッジにある寿司レストラン「シロクロ」は、内装がすべて手書きのイラストでできていて、実写なのかアニメなのか、区別がつかなくなるユニークなビジュアルがニューヨーカーに大人気となっています。
女性客 「すごく素敵!実はインテリア目当てで入ったの。料理も、もちろんとってもおいしくて最高!でもやっぱり内装が気になってて来てみたかったんです」
男性客 「ディテールへのこだわりがすごい。テーブルの線も手書きの花も、壁の植物まで…とにかくとてもユニークです。それが料理やサービス、食器ともマッチしていて、最高の体験に仕上がっています」
インスタグラムを始めさまざまなSNSでバズり、オープンからわずか3日ほどで予想を超える反響が集まったと言います。
共同創業者の男性 ジェームズさん 「夢みたいです。こんなにネットでバズると思っていなかったので。もっと時間がかかると思っていました。だいたい3カ月くらいは想定していたんです。でもSNSのおかげでものすごい人気が出てしまいました。スケッチブックの中のレストランに没入したみたいですよね。ここでは単なるお客さんではなく、この作品の一部なんです。お客さまには、物語の登場人物になった気分を味わってもらいたいんです」
作品の中に身を置くイマーシブ・アートのコンセプトも相まって、ヨーロッパからも予約が入るほどの人気ぶりで、アートの中心地ニューヨークで「オマカセ」スタイルのお寿司も楽しめる体験型レストランとして、老若男女のニューヨーカーで連日にぎわっています。