台湾では外来生物のグリーンイグアナが急増し、農作物の被害を食い止めようと当局が駆除に力を入れています。
地元メディアなどによりますと、グリーンイグアナは中南米などからの外来生物で、台湾には天敵がいないためペットとして入った一部が野生化して繁殖したとみられます。
台湾南部を中心に野菜などの農作物が食い荒らされる被害が相次ぎ、当局は去年12月に対策チームを設置。
市民を対象とした捕獲セミナーを各地で開き、今年は4月までに3万6500匹以上を駆除したといいます。
これは前年同期比で約3倍に上り、年内に12万匹の駆除を目指すとしています。
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