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香川オリジナル小麦の新品種「さぬきの夢2023」を初収穫 2025年秋から市場へ

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 香川県産のオリジナル小麦「さぬきの夢2023」の初めての収穫が行われました。従来のものに比べ、コシの強いうどんができるそうです。

(記者リポート)
「さぬきの夢2023の初めての収穫が始まりました。黄金色にそまった小麦たちが次々と収穫されていきます」

 丸亀市の農事組合法人「六郷」が「さぬきの夢」の新品種を初めて収穫しました。「さぬきの夢」は2000年に誕生した香川県産のオリジナル小麦です。

 誕生して以来、さらにおいしいうどんができるようにと品種改良が続けられていますが、うどん店からは「もっと切れにくく、伸びにくいものを」という声があがっていました。

 そこで、グルテンの質を上げるなどの改良を行い、「さぬきの夢2023」が完成しました。

 県によりますと、さぬきの夢2023は2025年度、県内の約80haで作られていて、300t程度の収穫を見込んでいるということです。今回収穫された小麦は2025年の秋から市場に出回ります。

(農事組合法人 六郷 代表/松浦正武さん)
「うまくとれたけん、ほっとしとります。去年は雨で散々だったから、これから晴れた時に目いっぱい刈ろうと思っています。早くうどんになってほしいな。今研究されているカステラやクッキーになってくれたらもっといいなと期待しとります」

 県は今後、さぬきの夢2023への切り替えを進め、2027年秋には完全に切り替えたいとしています。

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