ASEAN(東南アジア諸国連合)と中国、湾岸諸国による首脳会議が開かれ、アメリカの関税政策を念頭に連携の強化を確認しました。
マレーシアで27日、ASEANと中国、中東6カ国で構成する湾岸協力会議による首脳会議が開かれました。
出席した中国の李強首相は「我々3者の市場を貿易と投資がより自由になる大規模な市場へと発展させていかねばならない」とトランプ関税を念頭に連携強化の必要性を訴えました。
アメリカから中国とASEAN諸国に高い相互関税が示されるなか、会議の参加国は合わせて20億人以上を有する巨大経済圏で貿易を活発化させ、アメリカに対抗していきたい考えです。