香川県の池田知事は、25日に閉幕した瀬戸内国際芸術祭の春会期について「地域の活力増進につながった」と一定の評価を示しました。
(香川県/池田豊人 知事)
「全般的には天候に恵まれた日が多く、会場も非常に盛り上がったのではないかと感じている」
瀬戸芸の春会期は4月18日から5月25日まで開かれました。開幕から5月6日までの19日間で来場者は延べ約17万3000人で、前回の同時期と比べて1.7倍以上となりました。
初めて会場に加わった坂出市の瀬居島を視察した池田知事は、「地元の人たちと来場者の交流する姿を見て、芸術祭が地域の活力増進につながっていると感じた」と話しました。
一方、知事は夏会期への大きな課題として「暑さ対策」をあげました。県は、日除けの設置や日傘の貸し出しに加え、「クーリングシェルター」の設置などを市や町と連携して進めていくとしています。