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財務省が森友問題めぐる情報公開請求に別文書を開示「不適切だった」

経済

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 財務省が森友学園問題に関する情報公開を巡る決裁文書の一部を2017年に差し換え、その後の情報公開請求には差し換え後の文書を示していたことが分かりました。

 森友学園の公文書改ざん問題を巡っては2017年、財務省理財局の指示で文書の廃棄が進められ、廃棄されずに残っていた文書も「文書は存在しない」として、情報公開の請求に応じていませんでした。

 しかし、開示しない理由に関する文書が省内での決済後に差し替えられ、その後、この決裁文書に対する情報公開請求があった際には差し替え後の文書を示していたということです。

 財務省は今月11日、元近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんに8825ページの文書を開示し、その中に差し替え前のものが入っていたことから発覚しました。

 財務省は差し替えは「不適切だった」としています。

 当時の情報公開の請求者には差し替え前の文書を追加で示すとしています。

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