社会保険料の改革を巡って自民党、公明党、日本維新の会の幹事長らは、湿布や風邪薬など市販薬と同様の効能の医薬品の保険適用を見直す方針で合意しました。
自民党 森山幹事長 「維新さんと社会保障改革の一定の前進がありました。一つの合意書を交わしてきたところであります」
日本維新の会 岩谷幹事長 「政府の骨太の方針にどのような内容を書き込むかということを取り決めをした文書であります。我々としては大変、大きな一歩を踏み出したというふうに考えております」
市販薬と同様の効能の医薬品の保険適用の見直しについては「早期実現を目指す」としています。
また、医療機関であまり使われていないとされる約11万床の病床を減らすことで医療費を約1兆円削減できると試算しました。
近く政府が決定する「骨太の方針」に反映させる方針です。
また、3党は来年4月から全面的に実施される高校授業料の無償化に向けた論点整理についても正式に合意しました。
焦点の一つとなっていた外国人生徒については「状況が様々ななかで、どのように扱うべきか検討する」としています。