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新米をお得に美味しく!「5キロ1000円」で入手する方法

経済

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 コメをいかに安く手に入れるか。新米をなんと「5キロ1000円」で入手する方法を見つけました。

■新米が「5kg1000円」

埼玉在住 齊藤準さん(37) 「5キロに換算して1250円になります。今のコメの価格からすれば、だいぶお買い得です」

埼玉在住の人(45) 「本当にラッキー。絶対やめないです、絶対やめないです」

 5キロあたり、なんと1000円前後。高騰中のコメが破格で手に入るという場所が埼玉県内に。

 取材班が現地で調べてみると…。

担当者 「今のコメの価格から見ると、どうしても…お得感。オーナーにとってみると、おいしい物件なのかもしれない」

 話題のコメを入手した人は…。

埼玉在住の人 「コメの粒もしっかり、おいしいです。甘みあります」

 おいしいコメを安く。その方法を徹底調査です。

 この週末も5キロ2000円台の備蓄米を求める行列は途絶えません。

3児の父親 「パンとか麺ばかりだったので、久しぶりにコメをたらふく食べたい」

 そうしたなか、都内ではこんな声も…。

70代の人 「(Q.備蓄米見たことある?)今のところない」 「(Q.備蓄米売っていたら)買うよ、安いに越したことはない」

80代の人 「(Q.備蓄米見たことある?)大体“から”、スーパーでもうなくなって棚だけある」

 5キロ1800円台の“古古古米“は今、一体どこに…。

■なぜ?備蓄米に時間差

スーパーマルヤス 松井順子代表 「この通路も元はもうちょっと狭かったが備蓄米が入ってくることを見込んで少し通路を広くした」

 東京と埼玉県で合わせて7店舗を展開するスーパー「マルヤス」。先月“古古古米”の随意契約に申し込みましたが…。

スーパーマルヤス 松井順子代表 「6月中に販売ができるかなと勝手に想像していた。(販売は)7月になる予定」

 契約結んだ備蓄米は入荷せず、コメ売り場は商品が少ない状態が続いています。

スーパーマルヤス 松井順子代表 「当店には7月に入ってから早くて7月の第2週になる予定の連絡をもらった。コンビニ、大手の会社に比べて少し時間が空くなとは感じた。申込企業の数が大変、多くあるので、順番なんだなと思っている」

 マルヤスと同じタイミングで申し込んだのがコンビニ大手3社です。

 ローソンとファミリーマートでは今月5日に販売を開始。セブン-イレブンでは、無洗米の状態で17日から販売することにしています。

 コンビニ大手3社と同じ日に申請をしたマルヤス。例えば、今月4日に備蓄米を引き取ったローソンとは1カ月以上の差が生まれることになります。

 農林水産省に、その理由を聞いてみると…。

農水省 「基本的には受け付け順で処理している。応募数量や組織の規模の大きさで優先するということはない」

 マルヤスでは予定通り7月の2週目に入荷すれば、半分は玄米の状態で販売する予定だということです。

■おいしくお得な“秘密”

 そうしたなか、5キロ1000円で銘柄米が手に入る場所があると聞き、取材班は埼玉県加須市へ。

 加須市の担当者は茂みを進み、見えてきたのは青々とした田んぼ。どうやら、この田んぼが「5キロ1000円」を実現しているようで…。

加須市 北川辺総合支所 農政建設課 橋本和彦主査 「こちらが田んぼオーナー制度の圃場(ほじょう)。オーナー様は1区画5000円で50平米を借りていただく形になっている」

 田んぼを借りることで、お得にコメが手に入る…。

 「田んぼオーナー」への取材で、3つの人気の理由が見えてきました。

田んぼオーナー 齋藤準さん 「去年は20キロの収穫ができましたので、5キロに換算して1250円なります。今のお米の価格からすればだいぶお買い得だと思う」

 田んぼのオーナーとしての活動は田植えや稲刈りなど合わせて3日間の“体験”です。参加費用として1区画あたり5000円を支払い、収穫したコメはもらうことができます。

 1区画で最大25キロ程度の玄米が取れるため、5キロに換算すると破格の1000円で手に入る計算になります。

埼玉在住 田んぼオーナー(45) 「単純に計算すると安い。安いので、やめられないですね。ある意味、備蓄米を1年かけて作っている感じ」

 普段の田んぼの管理は市が運営する農業体験施設の職員が担当。参加費5000円には苗や肥料の費用だけが含まれます。

加須市 北川辺総合支所 農政建設課 橋本和彦主査 「市としては、お米を売っているわけではなくて、北川辺地域がコメどころということで、そのお米をどうやって育ててお米になるかを知ってもらいたく、体験をやっていただく」

 その体験こそが人気の秘密でもあります。

田んぼオーナー 齋藤準さん 「お米作りに興味があったので子供と一緒にお米作りができる、まずきっかけとして入った。子どもも敏感なのか、お米の食べる量も増えたし、まさに食育、だいぶ良かった」

 さらに、16区画あるうちの半分以上というリピート率につながっているのが…。

田んぼオーナー 「炊いたお米を食べるとおいしいから、これはまたやりたいなというのが子どもたちも自分も味わえるという部分で実感」

 育てるのはブランド米の「北川辺こしひかり」。そのおいしさも人気の理由です。

田んぼオーナー 「絶対やめないです、絶対やめないです。今後も続けていきたいなと」

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