カナダで開かれていたG7(主要7カ国)首脳会議が閉幕しました。トランプ政権との決裂を避けるため、首脳声明の取りまとめは見送られました。
G7サミットは2日目、途中帰国したトランプ大統領が不在となるなか、ウクライナ情勢についてゼレンスキー大統領も参加して、ロシアへの追加制裁などが議論されました。
今回議長国のカナダはウクライナ支援などを巡って、トランプ政権との決裂を避けるため、全体を総括する「首脳声明」の取りまとめを見送りました。
カーニー首相は議長総括という形で、G7首脳がトランプ氏によるウクライナ和平仲介の努力を支持し、ロシアへの圧力を最大化する手段を探る決意があるとしました。