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生成AIを活用 大学生が特殊詐欺グループとのやりとりを仮想体験 香川大学

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 大学生の特殊詐欺被害を防ごうと警察が18日、香川大学で講義を開きました。

 この春新生活を始めたばかりの大学1年生が、生成AIを活用したツールで特殊詐欺グループとのやりとりを仮想体験しました。

 体験ツールは香川県警がソフトバンクと共同で開発したものです。

 学生たちは、投資を呼び掛ける詐欺グループとLINEでやり取りをします。詐欺グループは高い利率をうたいながら、言葉巧みに偽のアプリをインストールさせようとします。

 疑いながらも最後はだまされてアプリをインストールした学生も少なくありません。

(参加した学生は―)
「LINEのメッセージに返信しないで無視することがだまされないことにつながる」
「けっこう冷たくあしらったりとかのらなかった。(それがだまされなかった)ポイントだと思います」

 警察によると、2025年1月から5月末までに香川県で発生した特殊詐欺は153件で、前年の同じ時期よりも78件増えています。

 特に特殊詐欺では20代の被害者が4分の1以上を占めていて、警察は注意を呼び掛けています。

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