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4日で花が散る「大賀ハス」が岡山後楽園で咲き始める 約2千年前の地層から発見された古代のハス

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 4日間で花が散ってしまうはかなさが特徴のハスの花が、岡山市の岡山後楽園で咲き始めました。

 緑色の大きな葉が生い茂る中、ぽっと姿を見せる「大賀ハス」。ピンク色の花びらが大きく開いています。

 大賀ハスは別名「二千年ハス」と呼ばれる古代のハスで、岡山市出身の植物学者、大賀一郎博士が約2000年前の地層から見つけたハスの実を発芽させたものです。

(記者リポート)
「ハスの花は毎日咲いては閉じる花で、午前しか咲かないそうです。現在午前11時を回ったところですが、こちらのハスはもうすでに閉じ始めています」

 花が開いている時間が短いだけでなく咲く期間もたったの4日間で、咲いている瞬間を見られるのはとても貴重です。

 岡山後楽園によりますと、なるべく早い時間に来て、花が開いていく様子を観察するのがおすすめということです。

(鳥取県から訪れた人)
「花びらが大きい。非常にいい見物ができた。今度は朝4時ごろ来て、花がぽんっと咲くのを見たい」

 岡山後楽園は、今の時期は午前7時半に開園します。7月6日には「観蓮節」が開かれ、午前4時からハスの花が開く様子を夜が明けていく空と一緒に鑑賞できます。

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