茨城県つくば市の県道で危険な事態に遭遇。目の前に突然、飛んできたタイヤ。その時、運転手は。
いつもの時間、いつもの道路。仕事へ向かう朝は普段と変わらないはずでした。しかし、交差点を超えた直後…。
男性はとっさにブレーキ。
目撃した男性 「黒いものが視界に入り、一瞬、何が起きたのかなって分からなくて、ボンボンと跳ねたのが見えたので、タイヤだな」
トラックの左後ろのタイヤが外れ、縁石に衝突。方向を変えると大きくバウンドし、中央分離帯の草の中に消えました。
目撃した男性 「万が一、自分の前に正面に転がって跳ね返ってきたらと考えると、かなり恐怖でしたね」
外れたタイヤは1つではありませんでした。別のタイヤが左前方に転がっていくのが見えます。左車線を走っていた車はハザードランプをつけ、緊急停止しました。
次の交差点でトラックに追い付いた男性はトラックの運転手にタイヤが外れていたことを伝えます。2つのタイヤはその後、回収されたといいます。
専門家によりますと、大型トラックの場合、タイヤが外れても衝撃を感じにくく、気が付かないことも多いといいます。
また、トラックを管理している会社は法律で定められた3カ月点検を行っているとしたうえで…。
トラックを管理している会社 「タイヤが歩行者や乗用車に直撃していたら大きな事故につながりかねなかった。今後このようなことのないよう、走行前点検を強化していきたいと思う」