四国地方整備局は、全国道路施設点検データベースで公開している管轄地域の図面に7万9735人の土地所有者の氏名が載っていたことを明らかにしました。
国土交通省が所有する全国道路施設点検データベースは、全国の道路の点検結果をまとめたもので、地図データなどが入っています。閲覧ができるのは有料会員のみです。
2024年11月、全国の地図情報を国交省がまとめた「全国道路基盤地図等データベース」に土地所有者の氏名が記載されていることが発覚。
全国道路基盤地図等データベースの情報は、全国道路施設点検データベースにも活用されていることから、国交省が他に氏名の流出がないかを確認していました。
四国地方整備局のうち、最も流出が多かったのが松山河川国道事務所で5万4722人、次に多かったのが香川河川国道事務所で5939人でした。
現在は、氏名が掲載されている図面の公開が停止されています。