埼玉県八潮市で1月に発生した道路陥没事故を受け、津山市は独自に下水道管の緊急点検を行いました。その結果、異常は確認されなかったことが分かりました。
点検は3月下旬から6月20日まで行われました。
国道53号や鶴山公園などの幹線道路の下に埋設してある口径80センチ以上の下水道管約23kmと、勝北及び加茂町浄化センターに直結する最下流の下水道管約4kmが対象です。
合計27kmの区間には合わせて219個のマンホールがあり、マンホールの中に人が入るなどして目視で点検を行ったということです。
点検のポイントは、水がスムーズに流れているかどうかや、土砂の流入がないか、管内にひび割れがないかなどです。
津山市によると、最も古い下水道管は1987年に敷設が完了したもので、耐用年数は50年だということです。