価格が高騰した日本各地のコメはふるさと納税の返礼品としても人気が高く、寄付額が去年よりも1.6倍に増加していることが分かりました。
ふるさと納税サイトの運営会社「さとふる」によりますと、1月から5月にかけて「新米の予約」を返礼品とする寄付は去年の1.6倍となりました。(※「米」カテゴリの中で「先行受付」を含む寄付件数)
コメの代わりに主食になる「冷凍パン」を返礼品とする寄付は去年の5倍(去年4月と今年4月で比較)、「もち麦」は3倍に増えています。
「さとふる」で検索されたキーワードの上位10位以内にコメ関連の言葉が4つ入るなど、価格高騰が続くコメ関連の返礼品に関心が集まっているということです。
一方、ポータルサイトでの寄付金額に応じたポイント付与が10月から廃止されるため、9月はふるさと納税の寄付が集中するとみられています。
さとふる 青木大介副社長 「ポイント付与というのがなくなるのですけれども、その分、地域の情報を見てふるさと納税をしたいという方が増えると思いますので、自治体等の地域にとっては今後、より知ってもらう、逆にチャンスになると思います」