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「もっと被害者のこと考えて」犯罪被害者ら“心情伝達”めぐり法務省に要望書

社会

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 犯罪被害者の心情を受刑者に伝える制度を巡り、被害者らによる団体が、受刑者に適切な指導をするよう改善を求め、法務省に要望書を提出しました。

犯罪被害者の会 にじの会 渡邉保代表 「受刑者の数だけ、あるいはそれ以上に被害者がいる。もっと被害者のことを考えて改善更生の道を探ってほしい」

 被害者や遺族の心情を加害者である受刑者に伝える制度は、受刑者の反省を促すことを目的としておととしから始まりました。

 被害者らによる「にじの会」と「つなぐ会」は、受刑者が心から反省し、謝罪できるように適切に指導することなどを求め、25日に法務省に要望書を提出しました。

 今月から運用が始まった拘禁刑については、「社会復帰支援の充実だけではなく、贖罪(しょくざい)指導の充実も図ってほしい」と訴えています。

 また、制度の利用にあたり、被害者本人に限られている交通費の支給について、同行者にも支給するよう要望し、法務省側は今年度中に開始する意向を示したということです。

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