元事務局長がコカインを所持したなどとして逮捕・起訴されたことを受けて「日本駆け込み寺」が会見を開き、補助金の交付取り消しに異議を申し立てると明らかにしました。
東京・歌舞伎町で若者支援を行う公益社団法人「日本駆け込み寺」を巡っては、元事務局長の田中芳秀被告(44)が新宿区の路上でコカインを所持したなどとして逮捕・起訴されています。
都は補助金の交付取り消しを決め、交付済みの約2350万円の返還を求めていますが、日本駆け込み寺側は「払える根拠が全くない」などとして異議を申し立てる意向を明らかにしました。
そのうえで、田中被告に対しても損害賠償を求めていく方針だということです。
また、現在はガバナンスや情報管理の強化、改善に向けた取り組みを行い、近く報告書を取りまとめるとしています。