台風情報について議論する気象庁の有識者検討会が将来的に最大で半年前から発生数の見通しを発表するといった提言を了承しました。
気象庁は台風情報をより早く、きめ細やかに知りたいという社会的なニーズが高まっているとして去年、情報の発表方法などについて議論する検討会を立ち上げました。
最終回となった今月17日の会合では、将来的に最大で半年前から台風の発生数について見通しを発表するという提言が了承されました。
また、台風が発生した場合、現在は5日先までの進路予報を24時間ごとに発表していますが、将来的には6時間ごとに細かく発表するという提言も了承されました。
検討会は今回の議論を踏まえ、8月中には最終報告書を取りまとめて公表する予定です。