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新燃岳の噴火は「マグマが関与の可能性」 気象庁が専門家会議を開催も見通し示せず

社会

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 宮崎県と鹿児島県にまたがる新燃岳で先月から活発な火山活動が続いていることを受けて、気象庁は今後の活動状況の見通しなどについて専門家に助言を求める会議を開催しました。

 気象庁は先月23日、新燃岳の火山活動が活発になっているとして、噴火警戒レベルを「入山規制」の「3」に引き上げました。

 今月に入っても活発な火山活動が続いていることから、気象庁は16日、火山活動の見通しや今後発表する情報の内容などについて、専門家に助言を求める「火山情報アドバイザリー会議」を開催しました。

 事務局を務めた気象庁によりますと、出席した委員からは一連の噴火の要因について「マグマが関与していると考えられるのではないか」という意見が出ました。

 一方で、今後の見通しについては「マグマが噴出する噴火に移行するかについて、現状では判断が難しい」という意見も出たということです。

 また、新燃岳では火山ガスの放出が確認されていることから、「火山ガスへの注意を呼び掛ける情報を発表するのが望ましい」という助言もありました。

 気象庁は、こうした助言を踏まえて今後の対応を検討するとしています。

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