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【津波警報】福島・いわき 3・11教訓で早めに避難 いつまで続くのか不安募る

社会

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 30日、カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震がありました。津波警報を受け、約24万人に避難指示が出ている福島県いわき市から報告です。

 (KFB・樋口陽一記者報告)  私が今いるのは開設された四倉高校の避難所です。午後2時現在、216人が避難しているということです。

 元々、避難所として設置される予定だったのは教室ではなく、体育館でした。

 ただ、体育館はクーラーが付いていないということで、今回は学校がクーラーの付いている教室を開放しているということです。

 こういった教室をあと7つほど設置し、そういった中で皆さんお休みになってラジオを聞きながら情報を集めているという状況です。

 いわき市の四倉という地域は2011年の東日本大震災で住宅街にも津波が押し寄せた地域でもあります。そういうなかで、早めに避難したというふうに話している人もいました。

 ただやはり、この津波警報がいつまで続くのか分からない、いつ家に帰れるのか分からないと皆さん話しています。いつまで続くか分からない避難への不安な時間は、まだ続きそうです。

 (Q.今は216人が避難されているようだが、食べ物などが配られたりということはあるのか?)  学校に元々、備蓄されていた非常食というのがあり、お米に水を入れることで食べられるようになる、そういったご飯を避難している人々が食べていました。そして、飲料水も飲んでいるという状況です。

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