6営業日で3000円近く値上がりし、13日に初めて4万3000円台をつけた日経平均株価。
急な上昇に対する警戒感などから14日は売り注文が広がり、大きく値下がりしました。終値は前の日に比べて625円安い4万2649円でした。
まるでジェットコースターのような値動きについて、専門家のニッセイ基礎研究所・井出真吾氏はこう分析します。
「為替が円高方向に動きました。半導体や自動車など輸出関連企業が利益確定売りに押されました。いったん上昇の勢いは止まったとみていい。(13日までは)完全に買われすぎですし、6営業日で3000円近くというのはさすがに行き過ぎ」
今後の展開については…。
「いったん買いは一巡したとみていいと思う。この先、4万2000円台という高い水準をキープできるのか、再び4万2000円割れまで下落していくのか。今後出てくるアメリカを中心とした経済指標とか、要人発言次第」
(「グッド!モーニング」2025年8月15日放送分より)