数週間続いている猛暑の影響などでヨーロッパ南部の各地では山火事が相次ぎ、被害が拡大しています。
ヨーロッパ南部の各地では落雷や放火などで発生した山火事が猛暑による熱波と強風にあおられ、焼失範囲が拡大しています。
スペインの現地メディアなどによりますと、山火事によって約1万人が避難を余儀なくされています。
これまで、ボランティアの消防隊員2人を含む3人が死亡したということです。
EU(ヨーロッパ連合)の研究機関は、今年のヨーロッパ域内の焼失面積が例年の2倍以上、約4400平方キロメートルに上っていると報告しています。