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劇的な変化!かき氷の世界 “絶妙な調和”&新感覚!もはやサラダ?&新食感!韓国系

経済

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 劇的な進化を遂げるかき氷の世界をご紹介します。

■限定!とうもろこしのかき氷

 日本の夏のソウルフードと言っても過言ではない「かき氷」。キンキンの氷と甘いシロップが夏の思い出になっている人も多いはず。

 ところが、近年のかき氷ブームで見た目、味、食感に様々な進化が…。

 かき氷ブームの最前線を追いました。

 カウンター越しに目の前で削られる氷を楽しめる店。割烹料理店が開いた、かき氷専門店です。

 今、注目を集めているのが旬の食材を使った、甘さの奥行きが楽しめるかき氷。それが夏季限定、トウモロコシのかき氷です。

客(30代) 「季節が今トウモロコシの時期なので、時期的に終わるまでに食べられたらと」

 トウモロコシのクリームがたっぷりかかり、氷の中にもトウモロコシがぎっしり。

客(30代) 「甘い、トウモロコシの甘さが」

 小壺の中には醤油を煮詰めて作ったみたらしソースが。“甘味”に“塩味”を加えることで絶妙な調和が生まれるそう。

客(30代) 「甘じょっぱい。トウモロコシの甘さとこの甘じょっぱさが合っていい」

 若者だけでなく、年配の客からも人気があるそうです。

客(50代) 「(量が多くて)食べられないかなと思ったが、きっと食べられると思う。甘すぎずちょうどいい感じ。フルーツ系はよく食べていたが、おいしいなと思ってこういうのも」

 夏季限定の“トウモロコシのかき氷”は、材料がなくなり次第終了するということです。

■まるでサラダ?食事系かき氷

 進化するかき氷。組み合わせる素材も多様化しています。

 この店の特徴は、なんといっても独創的な組み合わせの数々。

 森山アナがまず口にするのは、ある食材を使っている店の看板メニューのかき氷。

森山アナ 「なめらかなクリームと、その上には塩がかかっていて、アイスまで乗っています」

 実は、エッグという名のかき氷。卵黄などを使ったムースが中に入っています。

森山アナ 「甘さは控えめですが、かなり満足感がある大人のかき氷です」

 そしてお次は…。

森山アナ 「色鮮やかで、トマトの存在感がすごいです。かき氷というよりか、サラダみたいな感じ?」

 どんな味がするのか想像がつきません。

森山アナ 「氷そのものにミルクのほんのり甘さがあって、そこにトマトの酸味とうまみが加わって新感覚です」

 ただ、入っているのはトマトだけではありません。

森山アナ 「このクリームの部分はコーヒーですか?」

CHAP 店主 中北若葉さん 「コーヒーです」

森山アナ 「甘味、酸味、うまみ、苦味、一気に口の中に広がります。初めて食べるかき氷、すっごくおいしい。」

CHAP 店主 中北若葉さん 「かき氷だが、ひとつのスイーツの枠。新しいスイーツとしてのジャンル、世界観を感じてもらえたら」

 かき氷人気に拍車をかけているのが、近年のうだるような暑さです。

 ある調査によりますと、かき氷を食べたくなる人は34℃でアイスクリームを逆転するといいます。

■新食感!ふわふわかき氷

 19日、最高気温35℃を記録した東京都心、“新しい食感”のかき氷が人気となっていました。

客(10代) 「シャリシャリじゃなくてフワフワ」

 東京・新大久保にあるカフェ。ここで提供しているのが、韓国のかき氷です。韓国語でビンスと言うかき氷。日本のかき氷との大きな違いは氷の食感です。

 その秘密は氷の削り方に…。

 機械から削り出されるサラサラの氷。粉雪のような氷で、舌触りがなめらかになります。

 さらに…。

客(50代) 「氷自体に味が付いている感じ」

 韓国では、生クリームや牛乳をまぜたものを氷として使用するのが一般的です。

客(50代) 「かき氷っていう感じがしない。別物」

マカプレッソ チャン・ウォンジュンさん 「最近、日本で韓国風のものが人気。かき氷も人気になると思う」

 千年の歴史を持つとも言われるかき氷。これからもその進化が楽しみです。

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