メキシコの議会で野党のリーダーと議長が口論の末に突き飛ばし合うなど、壇上にいた人たちを巻き込んでの騒動がありました。
メキシコ議会上院で27日、野党「PRI」の党首・モレノ氏が壇上で国歌斉唱していたノローニャ議長に突然、話し掛け始めました。
ノローニャ議長は遮りましたが、その後、口論になり、お互いを突き飛ばし合うなどの騒動となりました。
地元メディアによりますと、モレノ氏は議長に詰め寄ったことについて「議長が発言の機会を奪ったため説明を求めに行った」と述べています。
一方、ノローニャ議長は事態は「極めて深刻」としたうえで、騒動に関わったモレノ氏ら野党議員4人を暴行容疑で刑事告発すると発表しています。