アメリカのトランプ大統領は企業が四半期ごとに決算を報告する現行の制度を変更し、半年ごとにすべきとの考えを示しました。
トランプ大統領は15日、自身のSNSでSEC(証券取引委員会)の承認を条件に、企業は四半期ごとの決算報告を強制されるのではなく半年ごとの報告を義務付けられるべきとの考えを明らかにしました。
トランプ氏は理由について「企業のコストが削減され、経営者は適切な経営に集中できるようになる」と投稿したうえで、「中国は50年から100年先を見据えた企業経営をしているのに、我々は四半期ごとに経営しているのは良くない」と主張しました。
アメリカでは上場企業が四半期決算を義務付けられるなか、決算の手続きやコストを削減するために企業が上場を取りやめるケースが増えていると指摘されています。