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箱根・芦ノ湖のワカサギ漁が解禁 宮中にも献上される名産品

社会

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 神奈川県箱根町では、今シーズンのワカサギの刺し網漁が解禁されました。

 1日朝、芦ノ湖に繰り出したボートが前日のうちに沖に仕掛けた刺し網を引き上げて戻ってきました。

 漁師が一匹ずつ丁寧に外しているのは箱根町の名産品のワカサギです。

 芦ノ湖のワカサギ漁は大正時代から始まり、水質が良いことから味も上質で、毎年、宮中にも献上されています。

 今年は春先から雨が少なく、夏に気温が30℃を超す日が続いたため、芦ノ湖の水面が例年より50センチ近くも低くなり、ワカサギの餌(えさ)となるプランクトンが少なくなりました。

 そのため、刺し網にかかる大きさのワカサギがまだ少なく、初日の漁獲量は2キロほどと、少し寂しい解禁日となりました。

 今後、秋が深まるとともに気温や水温が下がると漁獲量も増えて、例年並みとなる2トンほどの水揚げが期待されています。

 芦ノ湖のワカサギ漁は来年3月まで行われます。

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