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イセエビ「とれない」なぜ? 今年は豊漁だったのでは…

経済

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 今が旬、秋の味覚「イセエビ」。今月中旬に漁が解禁された静岡県では、水揚げ直後の新鮮なとれたてを味わえます。

■イセエビ「とれない」 今年は豊漁では…

 背開きしてタレを塗って焼く「おにがら焼」。プリプリの身が観光客に好評です。

東京からの観光客 「コリコリしておいしい」

 ところが、今年は異変が…。

青木さざえ店 青木孝秀さん 「このままで商売ができるのか懸念もある。“イセエビ離れ”が起こるかもしれない、高いから」

 静岡県から遠く離れた東北では今年、イセエビが豊漁です。

 ただ、国内有数の漁獲量を誇る静岡県南伊豆町ではイセエビの漁獲量が激減。

イセエビ漁師 「(Q.今年の初漁は?)全然、駄目。ひどい、去年よりひどいかもしれない」 「(Q.エビの大きさは?)小さい、小ぶりで」

作業員 「もっと大きいのが普通ならかかる。かごいっぱいになるのに」 「もうエビの姿が見えない」 「2匹一緒になっている。ありがたいよ」 「ありがたいね。こっちは魚ばっかりだ」

■「黒潮の大蛇行」要因か

 産地が変わっている要因は「黒潮の大蛇行」といわれています。

 ただ、気象庁は先月、「黒潮大蛇行は4月に終息した」と発表。イセエビの漁師は今後に期待します。

下流海老網 世話人 平山善太郎さん 「毎年一番やばいのが更新されている。すぐに回復するようなことではないと思っていた。徐々に回復していけたら良い」

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