元交際相手の男性を殺害し、遺体をスーツケースに入れて多摩川に遺棄した罪などに問われている30代の女に、懲役17年の判決が言い渡されました。
西高舞被告(33)はおととし12月、動画配信者の原唯之さん(当時46)を殺害し、遺体をスーツケースに入れ、ダンベルを重しに使って多摩川に沈めて遺棄した罪などに問われています。
横浜地裁は3日、「被害者の殺害に向けた流れにおいて、中心にいた人物であったと認められる」と指摘しました。
共犯者とされる被告の母親の言動が意思決定に影響を与えたとする弁護側の主張には「被告人からも殺害に積極的な発言がみられ、母親との主従関係はない」としました。
そのうえで、懲役17年の判決を言い渡しました。