劣悪な環境でネコを飼ったとして、岡山県倉敷市の家政婦の女(70)が3日、動物愛護法違反の疑いで倉敷区検察庁に書類送検されました。
警察によりますと、女は2025年3月19日、倉敷市の自宅で、ネコの排泄物や死骸が放置された状態でネコ3匹を飼った疑いです。
3月11日、「劣悪な環境でネコが飼育されている」と目撃者から警察に情報提供がありました。また8月29日、動物愛護団体からの告発を受けて警察が捜査し、容疑が固まりました。女の自宅から66匹のネコが保護され、少なくとも5匹の死骸が放置されていたということです。
警察の調べに対して女は「仕事が忙しく、2010年ごろからネコの世話が十分にできなかった」と容疑を認めています。