北朝鮮の国営メディアは、22日のミサイル発射は極超音速ミサイルで、実験は「成功した」と報じました。
朝鮮中央通信によりますと、22日発射したのは極超音速ミサイルで、平壌から北東に向けて2発発射し、成功したということです。
この発射は「最先端の新しい兵器」で、「防衛を強化するため」だとしています。
韓国軍によりますと、22日のミサイルはおよそ350キロ飛行し、新型の戦術弾道ミサイルとみられています。
最大射程距離は500キロで、月末に予定されているAPEC=アジア太平洋経済協力会議の会場となる韓国の慶州(キョンジュ)市も含まれます。
APECの前にはアメリカのトランプ大統領が韓国を訪れる予定で、今回の発射実験は存在感をアピールする狙いとみられます。
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