岡山市の教育の基本的な方向性を示す「教育大綱」の策定に向け大森市長が22日、若手教員らと意見を交わしました。
大森市長と意見を交わしたのは、岡山市の小中学校に勤務する20代~40代の教員6人です。
市は、2026年度以降の「教育大綱」の新たな柱として「岡山市への愛着と誇りの醸成」を掲げる予定で、これについて教員に意見を聞きました。
(小学校の教員)
「自分の地区が好きな人、いいなと思う人を聞くと、ほぼ全員手が挙がった。岡山市に対する愛着とか、どんどん範囲が広がっていくと、小学生はどんどん手が下がっていったのが課題と思う」
(義務教育学校の教員)
「自分たちの学区の良さを体感しながら、どんどん外に目を向けていきたいところが正直ある」
岡山市は2026年2月に新たな「教育大綱」の素案を示す予定です。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「岡山市全体についてはあまり学んでいないというところもあり、岡山市への愛着という観点からいくと若干問題はあったのかなと。これから考えていかなきゃならない」