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相次ぐクマ被害が影響 登山者「山の変更」や「計画中止」も

社会

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 北海道や東北地方などで人がクマに襲われる被害が相次いでいることを受けて、登山者の8割が不安に感じ、山に登るのをためらっていることが分かりました。

 AIに気象情報などを学ばせツキノワグマが出没しやすい場所を見える化した、「クマ遭遇リスクマップ」を開発した日本気象株式会社が、登山をするおよそ3600人にアンケートを実施しました。

 その結果、各地でクマによる被害が相次いでいることを受けて、半数の人が登山の計画に影響があったと答えました。

 このうち6割を超える人が行く山を変更していて、計画自体の中止や順延した人もいました。

 また、最近では市街地での被害も多く出ていることから8割ほどの人が不安で慎重になったり、登山をためらったりするなど、クマを取り巻く状況に強い懸念を抱いていることも分かりました。

 4月以降の全国のクマによる犠牲者は過去最多の9人に上っていて、環境省は注意を呼び掛けています。

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