南米アルゼンチンで26日、議会の中間選挙が行われ、ミレイ大統領が率いる与党のLLA＝「自由の前進」が大幅に議席を伸ばして勝利しました。
ミレイ政権は発足からおよそ2年間、経済危機から脱却するため厳しい財政緊縮策を進め不満の声も出ていました。
こうしたなか、中間選挙では与党の「自由の前進」が、焦点となった下院の改選127議席のうち64議席を獲得し、改選前の37議席から大幅に議席を増やし改革路線が支持されました。
ミレイ大統領はアメリカのトランプ大統領と緊密な関係を築いていて、トランプ政権は中間選挙での勝利を条件に財政支援を行う方針を示しています。
トランプ氏はSNSで「ミレイ氏に対する我々の信頼は、アルゼンチン国民によって裏付けられた」と祝福しました。
