東京・三鷹市の京王井の頭線の線路内で火事があり、発生から10時間近く経った現在も交通に影響が出ています。
火が消し止められてからおよそ8時間が経過しましたが、まだ京王井の頭線は運転を再開することができていない状態です。
駅の様子を見てみますと、改札前には立て看板が設置されていて、駅構内には入ることができない状態になっています。
情報によりますと、8日午前8時前、東京・三鷹市の井の頭公園駅付近で「黒煙が出ています」などと目撃者から119番通報がありました。
警視庁などによりますと、深夜から井の頭公園駅付近で塗装工事を行っていて、そこで使用していた発電機から出火し、線路の枕木に引火したとみられています。
火は午前9時ごろにほぼ消し止められましたが、現在も富士見ヶ丘駅から吉祥寺駅の上下線で運転を見合わせています。再開のめどはまだ立っていない状態です。
実際に利用者の方に話を伺うと、「ここまで運転再開に時間がかかるとは思わなかった」ということで、「最悪、タクシー移動をしなければならない」というお話をしてくださいました。
現場には混乱と不安の声が上がっています。