大規模な火災が発生した大分市の現場では、火元とみられる住宅から1人の遺体が見つかりました。
18日に発生した大分市佐賀関の大規模火災では、これまでにおよそ170棟が焼け、対岸の無人島・蔦(つた)島にも飛び火しました。
県によりますと、19日午後7時時点で、73世帯111人が避難を続けています。
避難した人 「薬を忘れ、あれも忘れ、これも忘れ、ただ貴重品だけ。とにかく外に出ないとと思った」
県の災害対策本部によりますと、火元とみられる住宅からは1人の遺体が見つかりました。
この家に住む稲垣清さん(76)と連絡が取れておらず、警察は、遺体は稲垣さんの可能性が高いとして身元の確認を進めています。