片山財務大臣と城内経済財政政策担当大臣、日銀の植田総裁が就任後、初めて顔を合わせ、金融市場の動向を緊張感を持って注視していくことなどを確認しました。
片山財務大臣 「市場の動向に対しては高い緊張感を持って注視するとともに市場とも丁寧にコミュニケーションを取っていくということ、これを再確認を致しました」
3者の会合は片山大臣の呼び掛けで行われました。
日銀の植田総裁からは利上げなどへの考えについて、これまでと同様の説明があった一方で、近く政府が決定する経済対策の規模や為替について具体的な話はしなかったということです。
踏み込んだ発言はなかったことから、外国為替市場では1ドル=156円台まで急速に円安が進みました。