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岡山県でも養殖カキ大量死の傾向 知事「影響は限定的な可能性」

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 広島県などで養殖のカキが大量死している問題を受けて岡山県の伊原木知事は19日、県内の漁協を調査した結果、岡山県でも例年より死んでいるカキが多い傾向にあることを明らかにしました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「やはりこれ(死んだ割合)は例年より高いと我々考えている」

 岡山県が県内5つの漁協で調べたところ、多いところで73%のカキが死んでいるということです。例年は20%~30%程度とされています。

 広島県の海域では60%~90%が死んでいて、19日朝、鈴木農林水産大臣が現地を視察しました。

 伊原木知事は楽観視はできないとしつつ、死んでいる多くは2年もののカキで、岡山県では1年ものが80%を占めるため、影響は限定的な可能性もあるとしています。

 また過去に個体数が減ったことで海の環境が改善し、シーズン全体でみると漁獲量が変わらない年もあったと述べました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「いまの時点で大変となるかは分からない。心配だけれども、これまでもこういうことはあったので様子を見ようという声が多い」

 また伊原木知事は2026年度の予算編成方針を発表し、人口減少問題への対応に重点的に取り組むことなどを説明しました。

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