10月の貿易統計は、アメリカ向けの輸出が7カ月連続で減少しました。
財務省が発表した10月の貿易統計によりますと、アメリカ向けの輸出は1兆7540億円で前の年より3.1％減少しました。
最も大きく減ったのは自動車ですが、日米交渉で9月から関税が引き下げられ、減少幅はマイナス7.5％とこれまでより小幅にとどまりました。
一方、アメリカからの輸入は航空機やトウモロコシなどが大きく増え、10月として過去最大となる1兆2246億円でした。
対米黒字額は5294億円で6カ月連続で減少しています。
世界全体では輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2318億円の赤字でした。
赤字は4カ月連続です。
