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温暖化対策会議「COP30」で火災発生 外交官ら交渉中 13人治療 電子レンジ火元か

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 ブラジルで開催された気候変動対策を話し合う国際会議で火災が発生。現場は一時、騒然となりました。

■外交官らが会合を開くエリアで火災

 ブラジルで開催された「COP30」の会場で、20日午後2時すぎ、火災が発生しました。多くの人がまだ会場に残っているなか、火は天井まで達しています。

 これは、パビリオンが立ち並ぶエリアの防犯カメラの映像です。

 画面右奥のブースから火が出たのが分かります。最初は火災に気付かず、話を続けている人もいましたが、あっという間に火の勢いは大きくなりました。

参加者 「皆走り回って火事だと叫んでいました。私には出口が見えませんでした」

 消火を試みる人もいますが、火の勢いはまったく衰えません。

参加者 「知り合いの警備員が私を見つけてくれました。泣き叫ぶ私の手をつかんで火事だ火事だと何度も叫びながら、警備員たちがいる場所まで連れて行ってくれました」

 警備員は互いに手を組んで現場を封鎖します。

 COP30には世界から200カ国ほどの代表団が集まっていて、閉幕に向け協議が続けられていましたが、火災の影響で、交渉は一時中断しました。

 火災は外交官らが会合を開くエリアで発生しました。

 現地メディアによりますと、電子レンジなどの機器から出火した可能性があるということです。

 火は30分ほどで鎮圧されましたが、13人が煙を吸って治療を受けました。現地当局が火災の詳しい原因を調べています。

(「グッド!モーニング」2025年11月22日放送分より)

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