高松市は、認知症になった高齢者の意思が尊重される社会の実現を目指しています。
香西長寿声かけ隊が11月29日午前9時15分から正午まで「認知症SOSやさしい声かけ模擬訓練」を行います。
高齢者が行方不明になったと想定し、高松市香西地区の平賀北西部を歩いている「認知症役」の人にやさしく声をかけ、保護までの一連の流れを「練習」します。当日参加可能です。
声かけのコツは、「びっくりさせないよう、相手の視野に入ってから話しかける」「現実離れした話や不可解な言動があっても、否定せず受け入れる」「相手の答えを待つ」などで、認知症の人が安心できるように接することだそうです。
高松市の高齢者徘徊ネットワークに登録すると、高齢者が行方不明になったときに特徴などがメールで配信され、地域で捜索に協力できます。