船が転覆し高校生ら2人が亡くなった事故。3時間を超える学校の会見で、当時の状況が分かってきました。
■船転覆 生徒死亡の高校会見
同志社国際高校 西田喜久夫校長 「希望に燃えて沖縄に行った1人の生徒が、このような形で帰らぬ人となったことに関し、本当にどういうふうに迎えたらいいか、悲しみを捉えたらいいか。私ども教員一人ひとり、捉えようのない悲しみに包まれている」
2人の命はなぜ失われたのか。その状況が分かってきました。
沖縄県名護市の辺野古沖で船2隻が転覆し、女子高校生と船長が死亡した事故。
亡くなった武石知華さんが通っていた同志社国際高校が会見を行い、事故発生時の状況が分かってきました。
同志社国際高校 西田喜久夫校長 「転覆した船に乗っていた生徒の証言によると、2隻のうち1隻がまず転覆し、その船の救助に向かったもう1隻も転覆したと聞いている」
初めに転覆したのは「不屈」。その直後、「平和丸」が転覆しました。
亡くなったのは、不屈の船長・金井創さん(71)。そして平和丸に乗船していた武石知華さん(17)です。
■教員は乗船せず… 状況明らかに
出航当時の状況も分かってきました。
同志社国際高校 西田喜久夫校長 「当時、波浪注意報が出ていたと(新聞等で)書かれていたが、本校教員が現場で船長の金井牧師と打ち合わせた時も、金井牧師からはそのことについて特に言及はなく、出航に関しての疑念も話されなかったということ。ちなみに教員は陸で残っている生徒の指導にあたり、その船には乗船していませんでした」 「(Q.なぜ教員は乗船しなかった?)どうして(教員)2人が陸にいたのか、まだ把握していない」
海上保安庁は今後、業務上過失致死傷などの容疑を視野に捜査する方針です。