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参院で今国会初の憲法審査会 維新は条文起草委を提案 立憲・共産は反対

政治

 参議院ではこの国会で初めての憲法論議が行われ、高市総理大臣が憲法改正の国会発議に強い意欲を示したことに立憲民主党は「憲法審査会の実態とかけ離れている」と批判しました。

立憲民主党 小西参議院議員 「このような主張は衆参の憲法審査会の実態とかけ離れた改憲ありきの国民を欺くものと言わざるを得ません」

 立憲の小西議員は日米首脳会談でのホルムズ海峡への艦船派遣を巡るやり取りを念頭に憲法が「派遣の制約にもなった」などと評価し、自衛隊明記など9条の改憲に反対しました。

 高市総理が自民党大会で憲法改正の国会発議を1年以内にめどをつけるとの目標を示したことに共産党の山添議員も「権力の座にある総理が期限を切って改憲発議を迫るなど論外だ」と批判しました。

 これに対し、日本維新の会の片山議員は参議院の憲法審査会の下に条文起草委員会を設置し、改正案の作成を目指すべきと主張しました。

 自民党の中西議員も党が掲げる自衛隊の明記など4つの改憲項目を訴え、なかでも「合区選挙区の一刻も早い是正を参議院を挙げて取り組むべきだ」と強調しました。

 立憲民主党と共産党は条文起草委員会を設置にも反対する姿勢を示しました。

 一方、国民民主党の山田議員は「自分の国は自分で守る。混沌とした国際社会の圧力から国民を守り、AI(人工知能)など科学技術の変革に対応できるように憲法を見直す時期に来ている」と主張しました。

 公明党の谷合議員は国民主権などを堅持し、「必要な規定を付け加える加憲が検討されるべき」と述べました。

 そのうえで、「参議院は参議院らしく衆議院に追従することなく丁寧に議論を進めることが重要だ」と強調しました。

 参政党の塩入議員は「部分的な改憲ではなく国民が主体となって憲法が一から作り直す創憲を」としたうえで、「戦後80年、今こそ借り物の憲法から卒業すべき時だ」と訴えました。

 れいわの奥田議員は「日本は憲法に守られたことを忘れるな」と述べ、憲法改正に反対の姿勢を示しました。

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