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“日本一の大凧”を青空に 伝統継承へ新たな挑戦 神奈川・相模原市

社会

 今週、神奈川・相模原市で開かれた「相模の大凧まつり」はおよそ200年続く歴史を誇ります。その伝統を守る担い手となるため、新たな挑戦を始めた女性がいます。

 青空に舞い上がる巨大な凧。江戸時代から続く「相模の大凧まつり」です。大きさ128畳分の8間凧の重さは、およそ1トン。毎年揚げる凧としては日本一の大きさです。

平原綾乃さん(27) 「人がやることでしかできない作業だなと思います」

 平原綾乃さん。去年、地元に戻ったのをきっかけに見る側からおよそ200年続く伝統を守るために保存会に入りました。

平原綾乃さん  「ここに至るまでにどんなふうに作り上げているのかをもっと知りたくなった」

 保存会に所属する117人中、女性の引き手はわずか6人。その女性の中でも貴重な“若手”となります。しかし。

平原綾乃さん 「長く続いているものだし、安易にやりたいっていう思いで入れる場所じゃない」

 初めての挑戦の連続。思うようにできず悔しさがこみあげます。

平原綾乃さん  「やっぱり私にできるかな、難しいかもしれない。ちょっとそこで自信がなくなってしまって」

 支えになったのは、小学生だった平原さんに凧作りを教えたこともある保存会の会長でした。

平原綾乃さん 「(会長の)西山さんに『大丈夫だよ』って電話いただいて」

 保存会にとっても、新たな担い手となる若手の成長が欠かせません。自分が伝統を引き継ぐことができるのか。

 迎えた本番。綱を持つ手には自然と力が入ります。そして。

 人の力と風が重なった瞬間、巨大な凧が空へと舞い上がりました。

平原綾乃さん 「一番はもう一回やりたいなというのがあります。そういう思いでまた来年やってみようという気持ちなのかな、皆さん。だから続いているのかなと思いました」

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