「女子御三家」とも呼ばれる最難関の女子校「桜蔭学園」が校舎の隣にタワーマンションを建設する計画の差し止めを求めた裁判で、東京地裁は学園側の訴えを退けました。
訴状によりますと、桜蔭学園は校舎の隣にある8階建てのマンションを20階建てのタワーマンションに建て替える計画について「日照の悪化やのぞき見の危険などで教育環境が悪化する」などとして東京都に建設の許可をしないことを求め、裁判を起こしています。
東京地裁は18日の判決で、桜蔭学園が主張する損害について「新建築物が完成した後に生じ得るもの」と指摘しました。
そのうえで、「原告は許可処分がされた後に取消訴訟を提起することで救済を受けることができ、建て替え計画の許可自体には重大な損害を生じる恐れがあるとはいえない」として、桜蔭学園の訴えを退けました。
判決について桜蔭学園は「大変、残念です。しかし、これからも生徒、教職員の安全と学習環境を守るためにできることをして参ります」とコメントしています。
一方、東京都は「都の主張が認められ、妥当なものと受け止めています」としています。