スペインのマドリードで住宅高騰による抗議デモが続くなか、伝統的な「ある恒例行事」に影響が出ました。
首都・マドリード中心部を行進するのは数千頭もの羊たち…冬の到来を前に、羊たちを温暖な地域へ移す伝統的な恒例行事です。
しかし今年は、羊たちのルートとなる市中心部の広場で記録的な「住宅高騰」に抗議する市民たちのキャンプが設置されているため、羊たちは迂回(うかい)を余儀なくされました。
この恒例行事には、若者が都市部に流出して過疎化が進む地方の産業や文化を忘れないでほしいというメッセージが込められているほか、羊たちが燃えやすい下草を食べることで山火事を防ぐ役割も果たしているということです。