11月20日は岡山県ゆかりの戦国大名、宇喜多秀家の命日です。岡山市の寺では市民らが集まり法要が営まれました。
宇喜多家をまつる岡山市北区の光珍寺です。お経が響き渡る中、約30人の参列者が順に焼香をしました。 宇喜多秀家の父・直家は一代で宇喜多家を戦国屈指の大名にし、息子・秀家は25歳の若さで豊臣五大老になるなど岡山城下町の基礎を築きました。
法要の後には、比叡山延暦寺長寿院の住職による「お加持」と呼ばれる祈祷が行われました。仏の徳を受け取るもので、参列者は手を合わせて願い事をしていました。
(光珍寺・石渡隆純 住職) 「おかげさまで20年前は1人でひっそりやってたことを考えますと、大勢の方にお参りいただけて、宇喜多家の尊霊の皆さんもお喜びのことだと思います。大勢の方に宇喜多家の功績を知っていただきたいと思います。」