商店街に若い人を呼び込んで盛り上げようと、9日、岡山市北区の奉還町商店街でイベントが開かれました。企画、運営した高校生たちが奔走しました。
(記者リポート) 「カフェのメニューは、インスタ映えを意識したものになっています。小さなハンバーガーにはマスキングテープの旗が刺さっています。そしてドリンクは、きれいなグラデーションになっています。」
若い人に商店街に来てもらおうと、高校生15人がカフェとフリーマーケットを企画しました。教育コンサルタントの野村泰介さんは高校生の成功体験になればと協力しました。
(高校2年 大口彩翔さん) 「準備で朝ばたばたしてたんで、そのへんはちゃんとできてないけど、やっていくまでにやれたらいいなと。」
午前11時にオープンしたカフェにはたくさんの人が訪れました。
(訪れた社会人はー) 「若い力を感じるというか、高校生の活気があっていいと思います。」
そして約5時間後…
(高校1年 佐山美羽さん) 「カフェ部の売り上げが(目標の)3万円超えました!新鮮でした。全部が。」
野村さんに報告します。
野村さん「うそ、超えたんだ」 佐山さん「超えました!」 野村さん「ちゃんと俺の言ったおつり引いてる?ちゃんと?」 佐山さん「引いてないです…」
最初に用意していたお釣りを売上に含めてしまっていました。
(教育コンサルタント 野村泰介さん) 「やっぱり高校生ならではの失敗とかもあるんで、そのへん我々大人がどんだけ懐深く見守ってやれるか。」
この日は約200人が会場を訪れました。
(訪れた高校生はー) 「やってる高校生もみんな楽しそうだし、生き生きしてるし、こういう所にもう1回参加してみたいなっていうのは思います。」
(教育コンサルタント 野村泰介さん) 「どう改善したら次はうまくいくのかっていうので、次へのステップに捉えてほしいなと思いますので、良いことも良くなかったことも含めて全て学びにしてもらえたらなと思っています。」