1月、香川県豊島の不法投棄現場の跡地から新たな産廃が見つかりました。香川県の浜田知事は、見つかった場所以外にも産廃が残っていないか調査する考えを示しました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「今回見つかった箇所以外の調査は豊島住民からの要望もあり、実施したいと考えている」
公害調停の期限ぎりぎり、去年3月末に産廃の撤去が完了した不法投棄現場の跡地から、1月25日、約85トンの汚泥が新たに見つかりました。特別な処理が必要なものではありませんでしたが、どうやって処理するかはまだ決まっていません。
香川県は11日、豊島住民との協議で、汚泥を適正に処理することやほかにも産廃が残っていないか調べてほしいと要望を受けていました。
公害調停との関係について浜田知事は、「今回新たな産廃が見つかったことについて豊島住民から香川県に責任を問うつもりはないと言われている」と話しました。