南海トラフ巨大地震などの自然災害に備えます。四国4県と5つの大学が連携して防災・減災に取り組むシンポジウムが香川大学で行われました。
シンポジウムには、大学や自主防災組織などの関係者ら約200人が参加しました。 南海トラフ巨大地震は今後30年以内に70パーセントから80パーセントの確率で発生すると言われています。京都大学の橋本学教授は、防災・減災には地域住民の協力が必要と話します。
(京都大学防災研究所/橋本 学 教授) 「特に地元の方々が持っている知というのは極めて重要」
このほか、各県や大学の代表者が官民が連携して行っている防災のスペシャリストを育てる取り組みなども紹介しました。
(香川大学/筧 善行 学長) 「それ(災害)が起こった時にどうやって被害を最小限に食い止めて元の正常な社会生活に戻せるか、企業と大学と自治体が三位一体となってこれから対策を立てていく必要がある」